===== Readme.txt for BooPasswordManager ver1.14 ===== ＊BooPasswordManagerは、Perlで記述されたプログラムです。 　.htaccessを使った基本認証のアクセス制限で、ユーザの登録 　や削除などの管理操作ができます。 ＊このプログラムを使用する前に以下のことをご確認下さい。 　１．サーバでＣＧＩを使用できること 　２．サーバでＰｅｒｌを使用できること 　３．サーバで.htaccessによるアクセス制限が利用できること ＊利用方法 　１．まず以下のファイルを用意します。( )内はファイル名。 　　　BooPasswordManager （bpm.pl） 　　　制限設定用ファイル　　（_htaccess） 　　　パスワードファイル　　（_htpasswd） 　２．次に bpm.pl の拡張子を plから cgi に、_htaccess 　　　を.htaccessに、_htpasswdを.htpasswdに変更します。 　　　注）.htaccessと.htpasswdのファイル名変更については、 　　　　　ご利用のＯＳによってファイル名がないと言われる 　　　　　ことがあります。その場合は_htaccessと_htpasswd 　　　　　のまま設置し、設置後にサーバ上でファイル名を変 　　　　　更してください。 　３．bpm.cgiをエディタで開き、以下の部分を変更してください。 　　　＊先頭行の#! /usr/local/bin/perl の部分を 自分のサ 　　　　ーバーでのPerlへのパスに書き換えてください。分か 　　　　らない方は、サーバー管理者へお問い合わせください。 　　　＊$adpass = の''内は、管理者パスワードを設定します。 　　　　管理画面では、ここで設定したパスワードを使ってユー 　　　　ザの登録や削除を行うことになります。 　　　＊$htpasswd = の''内は、.htpasswd へのパスを指定し 　　　　ます。（後述参照） 　　　＊$bgcolor = の''内は、BooPasswordManager のページ 　　　　背景色を#000000〜#ffffffの16進数で指定します。 　　　＊$tdbgcolor = の''内は、BooPasswordManager のメイ 　　　　ンページ内の、テーブル枠内の背景色を、#000000〜 　　　　#ffffffの16進数で指定します。 　　　＊$oneline = の''内は、BooPasswordManager メインペ 　　　　ージ内下部「ユーザ削除」欄に表示される、ユーザ一 　　　　覧の所で、１行あたり何人のユーザを表示するかを指 　　　　定します。 　　　＊$sortid = の''内は、ＩＤリスト部分の並び順のタイ 　　　　プを指定します。 　　　　abc を指定するとアルファベット順になります。 　　　　cba を指定するとアルファベットの逆順になります。 　　　　123 を指定すると登録順になります。 　４．.htpasswdを、外部からアクセスできない、またはアク 　　　セスされにくいディレクトリにAsciiモードで転送しま 　　　す。 　５．.htaccessをエディタで開き、先頭行の AuthUserfile 　　　の後に続く/full/path/to/.htpasswd　という部分を、 　　　上の４で転送した.htpasswdへのフルパス（サーバ上で 　　　の絶対パス）になるように書き換えます。 　６．.htaccessを、サーバ上のアクセス制限をかけたいディ 　　　レクトリにAsciiモードで転送します。 　７．bpm.cgi を、.htaccessを転送したディレクトリ内に、 　　　Asciiモードで転送します。 　　（ＣＧＩプログラムの設置場所をサーバ側で指定してい 　　　る場合がありますので、よく分からない場合はサーバ 　　　管理者にお問い合わせください） 　８．bpm.cgi があるディレクトリに「lock」という名前の 　　　ディレクトリを作成します。このディレクトリには、 　　　何も入れなくてかまいません。 　９．以下のようにパーミッションを設定します。 　　（パーミッションの設定方法についてはＦＴＰソフトの 　　　 操作説明をお読みください） 　　　　lock 　　 →　777 　　　　bpm.cgi　　　　→　755 　　　　.htaccess　　　→　644 　　　　.htpasswd　　　→　666 　　　パーミッションの設定方法例 　　　｜　FTP.exeを使用する場合 　　　｜　例）ftp>quote site chmod 755 bpm.cgi ＊利用方法 　設置したらアクセス制限したディレクトリ内にあるbpm.cgiに、 　ブラウザでアクセスしてみてください。 　ＩＤとパスワードの入力ウインドウが出てきたら、ＩＤとパス 　ワード両方とも admin と入力してください。 　BooPasswordManagerというタイトルの管理画面が表示されたら 　設置成功です。 　入力ウインドウが出てこない場合や、出てきてもアクセスでき 　ない場合は、.htaccessと.htpasswdがうまく設置できていない 　と思われます。 　説明に従って設置し、入力ウインドウが出て来るのに adminと 　入力してもアクセスできない場合、下記「初期アクセスができ 　ない場合」をお読み下さい。 　無事設置できたら、まずは自分がアクセスするためのＩＤとパ 　スワードを、この管理画面で登録（ユーザ登録）してください。 　その際、管理者パスワード欄には ＣＧＩの$adpass=の'' 内で 　設定した管理者パスワードを入力します。 　登録できましたら、登録したＩＤとパスワードでアクセスでき 　るかどうかを、再アクセスして確認してください。 　※ブラウザのキャッシュが残っていると自動的にadminのＩＤで 　　アクセスしてしまうことがあります。認証画面が表示されずに 　　そのまま管理画面が表示された場合は、ブラウザのキャッシュ 　　を消去するなどしてから再度試してください。 　登録したＩＤとパスワードでアクセスできることが確認できたら、 　設置の時に使ったadminというＩＤを削除してください。 　adminを残しておくと、このＣＧＩを知っている人がadminのＩＤ 　を使ってアクセスできてしまいますので、必ず削除してください。 　ここまでできましたら、あとは自由にBooPasswordManagerで、 　アクセスを許可するユーザを登録，削除してください。 　なお、パスワード変更の場合は、ユーザパスワード欄に入力する 　のは新しく設定するパスワードです。 　ユーザの登録と削除の処理では、画面下部のユーザ削除部分 　に表示されているユーザ一覧が増減しますので、そちらでご 　確認ください。 　パスワード変更の処理では、画面上は何も変化しませんので、 　実際にそのパスワードでアクセスしてご確認ください。 　−注− 　パスワードファイル(.htpasswd)は 外部からアクセスできな 　い場所や、できるだけ分かりにくい場所に設置しておくのが 　安全です。 　.htpasswdの設置場所に合わせて、.htaccessとbpm.cgiで指 　定している.htpasswdへのパスを書き換えてください。 ＊初期アクセスができない場合 　設定もおかしくなく、正しく設置したのに、ＩＤとパスワー 　ドを adminと入力してもアクセスできない場合、以下をお試 　しください。 　まず、BooPasswordCrypter-Lite-をダウンロードし、説明フ 　ァイルに従って、サーバ上のアクセス制限をかけないディレ 　クトリに設置します。 　設置したBooPasswordCrypter-Lite-を利用し、admin という 　文字を暗号化します。 　BooPasswordManagerに付属している_htpasswd をテキストエ 　ディタで開き、admin: の右側にある 5NvkLpYxNoeVc という 　部分を、暗号化して得られたものに書き換えます。 　この_htpasswdを利用して BooPasswordManagerを設置します。 ＊ご注意 　BooPasswordManagerはバリューソフトウエアです。 　ご寄付については、下記アドレスまでメールしてください。 　利用などに当たっては「ＣＧＩご利用上のルール」（下記Ｕ 　ＲＬ参照）に記載されているすべてのルールが適用されます 　ので、同意の上ご利用ください。 　・ＣＧＩご利用上のルール 　http://www.booboo.ne.jp/contents/cgi/rule/ 　当プログラムの使用により生じたトラブルもしくはそれに伴 　う損害に対し、制作者は一切責任を負いません。 ＊著作・制作 　ＢｏｏＢｏｏＣｌｕｂ 　E-mail: booboo@booboo.ne.jp 　ＵＲＬ: http://www.booboo.ne.jp/ 　お問い合わせ詳細 　http://www.booboo.ne.jp/contents/calendar/index.html ＊お願い 　バグレポート、ご感想、お問い合わせなどありましたら、 　上記アドレスまでメールをお願いいたします。 ＊バージョンアップ履歴 ・Ver1.00 　１,各種不具合の修正 　２,内部処理の最適化 ・Ver1.01 　１,背景色設定機能追加 ・Ver1.02 　１,内部処理を一部改善 ・Ver1.03 　１,内部処理の一部を最適化 　２,ユーザリストで１行に表示するユーザ数設定機能を追加 ・Ver1.04 　１,ＩＤ重複チェック機能の不具合を修正 ・Ver1.05 　１,ファイルロック処理を修正 　２,内部処理の一部を最適化 ・Ver1.06 　１,ＩＤリストのソート機能を追加 ・Ver1.07 　１,パスワード生成処理を一部改善 　２,画面配色を変更 ・Ver1.08 　１,内部処理を一部変更 　２,ＩＤ登録時のチェック内容を一部変更 ・Ver1.09 　１,出力HTMLの一部を変更 ・Ver1.10 　１,.htpasswdのみが書き換え対象になるよう変更 　２,１の変更に伴い内部処理を一部変更 ・Ver1.11 　１,出力HTMLの一部を修正 ・Ver1.12 　１,ＩＤリストのソート機能に新しい順を追加 　２,内部処理を一部修正 　３,出力HTMLの一部を変更 ・Ver1.13 　１,表示パネルのサイズを変更 ・Ver1.14 　１,出力HTMLの一部を修正 ・Ver1.14 (説明ファイルのみ修正のためバージョン番号は据え置き） 　１,Readmeファイル内容の設置説明を一部修正