========== Readme.txt for BooCryptLibrary ver1.05 ========== *BooCryptLibraryは、Perlで記述されたデータ暗号化復号化ライブラ  リです。 *このスクリプトを使用する前に以下のことをご確認下さい。  1.サーバーでCGIを使用できること  2.サーバーでPerlを使用できること *利用方法  ・データの暗号化と復号化  1.使用例(暗号化)    require './bcrypt.pl';    $data = 'This is plain text! Sample Sample Sample';    $key = 'password';    $act = 'ec';    ($output,$errmsg) = &bcrypt::crypt($act,$data,$key);    使用例(復号化)    require './bcrypt.pl';    $data = $encrypted_data;    $key = 'password';    $act = 'dc';    ($output,$errmsg) = &bcrypt::crypt($act,$data,$key);  2.入出力データの説明    *bcrypt.plに渡すデータ    $act   :暗号化の場合は「ec」を、復号化の場合は「dc」を          指定します。    $data   :暗号化または復号化する対象のデータを指定します。          復号化の場合は、このライブラリで暗号化して得ら          れた文字列データを指定します。    $key   :暗号化または復号化に要する共通鍵(半角英数)を          指定します。          短いキーの場合、キーのPadding処理によって、その          キーを何回か繰り返したキーが存在します。          (これによりabcとabcabcは等価なキーとなります)          キーの最大長は 448ビットです。    *bcrypt.plから返されるデータ    $output  :暗号化後または復号化後のデータが取得できます。          何らかのエラーが発生した場合、「f」が出力され          ます。    $errmsg  :$outputが「f」の時、 エラーメッセージが出力さ          れます。 *備考 ・このライブラリの共有鍵暗号アルゴリズムは、BlowFishをベースとし  ています。 ・このライブラリはテキストデータのみを対象としています。 (暗号化前にCRLFをLFに統一する処理を行っています)  バイナリデータは一旦BASE64エンコードなど符号化を行ってください。 (但しバイナリデータの暗号化復号化は未検証・非サポートです) ・このライブラリを使用した暗号の安全性やこのライブラリの完全性等  について制作者は何ら保証するものではありません。 ・このライブラリは暗号技術を含むものであり、暗号技術・暗号化製品  については各国により輸出入または使用に関して規制がなされている  場合があります。  日本国外への持ち出しとご使用にあたっては、日本国および持ち出し  先国における、暗号に関する輸出入の規制、または使用規制等に従う  必要がありますので、充分ご注意ください。 *ご注意  BooCryptLibraryはフリーソフトウエアですが、寄付は歓迎  いたします。  利用などに当たっては「CGIご利用上のルール」(下記U  RL参照)に記載されているすべてのルールが適用されます  ので、同意の上ご利用ください。  ・CGIご利用上のルール  http://www.booboo.ne.jp/contents/cgi/rule/  当スクリプトの使用により生じたトラブルもしくはそれに伴  う損害に対し、制作者は一切責任を負いません。 *著作・制作  BooBooClub  E-mail: booboo@booboo.ne.jp  URL: http://www.booboo.ne.jp/  お問い合わせ詳細  http://www.booboo.ne.jp/contents/calendar/index.html *お願い  バグレポート、ご感想、お問い合わせなどありましたら、  上記アドレスまでメールをお願いいたします。 *バージョンアップ履歴 ・Ver1.00  1,各種不具合の修正  2,データ操作と開発の効率化等を考慮し、またPadding 処    理の代替としてBASE64エンコードでの前処理を導入  3,暗号化データを、16進数データからBASE64エンコード文    字列での出力に変更 ・Ver1.01  1,Keyに非Asciiキャラクタが入力された場合に正しくKeyが    処理されない不具合を修正 ・Ver1.02  1,復号化時に改行コードが多くなる不具合を修正 ・Ver1.03  1,単プロセスで複数回呼び出された場合に復号化が正常に    行えなくなる不具合を修正  2,一部処理を最適化 ・Ver1.04  1,特殊変数が使用されたCGIから呼び出される特定のケ    ースで発生する不具合に対応し内部処理の一部を変更  2,全P配列の排他的論理和が取れなかった不具合を修正  3,不具合回避のため暫定的にCBCモードを無効化  ※ 旧バージョンと暗号文字列の互換はありません ・Ver1.05  1,稼働マシンでサポートされるビットアーキテクチャに   より、内部演算結果に差異が出るための不具合を修正  2,CBCモードでの処理を復活  ※ 旧バージョンと暗号文字列の互換性はありません。