========== Readme.txt for BooClickAndViewCounter ver1.05 ========== *BooClickAndViewCounterは、Perlで記述されたプログラムです。 *このプログラムを使用する前に以下のことをご確認下さい。  1.サーバーでCGIを使用できること  2.サーバーでPerlを使用できること *利用方法  1.まず以下のファイルを用意します。( )内はファイル名。    カウント処理CGI      (bcvc.pl)    管理用CGI         (bcvcad.pl)    カウント数表示CGI     (bcview.pl)    カウント数表示用ログインHTML (bcview.html)    カウント数表示用テンプレート (counter.html)  2.次に bcvc.pl、bcvcad.pl、bcview の拡張子を pl から    cgi に変更します。  3.メモ帳などのエディタで、カウント用データ、カウント    ログデータ、作業用データ、それぞれを格納するファイ    ル(合計3ファイル)を作ります。    何も入ってない(書いてない)ファイルを3つ作り、フ    ァイル名をそれぞれ、bcvc.dat、log.dat、tmp.datにし    ます。    (具体的にはエディタを起動した後、何も書かないで、    「ファイル名をつけて保存」する作業を3回行います)  4.bcvc.cgiを、エディタで開き、以下の部分を変更してく    ださい。(変更箇所は先頭行と#set data部分です)      *先頭行の#! /usr/local/bin/perl の部分を 自分のサ     ーバーでのPerlへのパスに書き換えてください。分か     らない方は、サーバー管理者へお問い合わせください。    *$dat = の''内は、bcvc.datへのパスを記述します。    *$refcheck = の''内は、on か off を指定します。     on にすると、CGIの呼び出し元URLをチェック     し、特定の文字が含まれている場合のみカウント処理     を行います。(詳細は利用方法で説明しています)     off にした場合は、CGIの呼び出しもとURLはチ     ェックしません。    *$logging = の''内は、on か off を指定します。     on にすると、カウントログをlog.datに保存できます。     (ログをどんどん記録していくだけで自動削除は行い      ませんので、ログを保存する場合はログファイルが      大きくなりすぎないように時々 log.datの内容を削      除してください)     off にすると、カウントログは記録されません。    *$log = の''内は、log.datのパスを指定します。    *$tmp = の''内は、tmp.datへのパスを記述します。    *$nocnt = の''内は、 同じIPアドレスからのアクセ     スによる多重カウントを一定時間防止したい場合に、     同じIPアドレスをカウントしない時間を半角数字で     指定します。単位は 時間 です。     ここを空にするか、 または 0 を指定すると、多重カ     ウントのチェックは行われなくなります。  5.bcvcad.cgiを エディタで開き、以下の部分を変更してく    ださい。(変更箇所は先頭行と#set data部分です)      *先頭行の#! /usr/local/bin/perl の部分を 自分のサ     ーバーでのPerlへのパスに書き換えてください。分か     らない方は、サーバー管理者へお問い合わせください。    *$adpass = の''内は、管理者用のページにログインす     るためのパスワードを設定します。半角英数で指定し     てください。    *$dat = の''内は、bcvc.datへのパスを指定します。    *$imgsize = の''内は、管理ページの登録データリス     トに表示される画像の大きさを固定にしたい場合に、     HTMLのimgタグに指定するのと同じ要領で記述し     ます。     ここを空にすると、画像の大きさは固定にはならず、     各画像本来の大きさで表示されます。  6.bcview.cgiを エディタで開き、以下の部分を変更してく    ださい。(変更箇所は先頭行と#set data部分です)      *先頭行の#! /usr/local/bin/perl の部分を 自分のサ     ーバーでのPerlへのパスに書き換えてください。分か     らない方は、サーバー管理者へお問い合わせください。    *$dat = の''内は、bcvc.datへのパスを指定します。    *$html = の''内は、counter.htmlへのパスを指定しま     す。  7.各ファイルを、サーバーにAsciiモードで転送します。    (CGIプログラムの設置場所をプロバイダ側で指定し    ている場合がありますので、分からない場合はサーバ    ー管理者にお問い合わせください)    HTML内で画像を呼び出している場合などは、画像    はバイナリモードで転送します。  7.CGIがあるディレクトリに「lock」という名前のデ    ィレクトリを作成します。このディレクトリには、何    も入れなくてかまいません。  8.以下のようにパーミッションを設定します。   (パーミッションの設定方法についてはFTPソフトの     操作説明をお読みください)     lock  → 777     bcvc.cgi   → 755     bcvcad.cgi → 755     bcview.cgi → 755     bcvc.dat  → 666     log.dat   → 666     tmp.dat   → 666     その他   → 644    パーミッションの設定方法例    | FTP.exeを使用する場合    | 例)ftp>quote site chmod 755 bcvc.cgi *利用方法  ・データを登録する   bcvcad.cgiにアクセスし、管理者用パスワードでログイ   ンします。   画面上部に「新規登録」の欄があります。   ここで、必要事項を入力して登録を行うことができます。   IDとpasswordの欄は、CGIがデータを特定したり、   また各画像毎のカウント数表示ページにログインしたり   するのに利用されます。   bcvc.cgi の $refcheck を on に設定した場合、CGI   の呼び出し元ページのURLに、ここで設定したIDの   文字が含まれているかどうかがチェックされ、含まれて   いる場合のみカウント処理が行われます。   つまり $refcheckをonにした場合は、リンク画像を置く   ページのURLに含まれる文字をIDに設定する必要が   あるということです。   たとえば、http://www.booboo.ne.jp/index.htmlにリン   ク画像を置く場合、IDをboobooなどURLに含まれる   文字にします。   画像ファイルパスの欄は、CGIから見たリンク画像の   ファイルを相対パスで指定します。   リンク先URLの欄は、その画像がクリックされたとき   に飛ぶ先のURLを指定します。   カウント方法の欄は、表示かクリックのどちらかを選択   します。   表示を選択した場合は、リンク画像の表示回数がカウン   トされ、クリックを選択した場合はリンク画像のクリッ   ク回数がカウントされます。   カウント初期値の欄は、始めたいカウントの数字を半角   数字で指定します。空にしておくと、0 に設定されます。   すべて入力して登録ボタンを押すと、画面下側の登録デ   ータ一覧のリストに入ります。  ・データを削除する   管理ページの下側に登録データ一覧が表示されています。   各データの一番右側の項目が、そのデータを削除するボ   タンですので、これを押せば削除できます。   削除時に確認画面は出ませんので注意してください。   また、画像は自動では消えませんので、FTPなどで削   除してください。  ・リンク画像を確認する   管理者ページで登録が完了した段階で、登録データ一覧   にある今登録したデータの画像の項目に、設定した画像   が表示されます。   この項目に「ファイルがありません」と表示されている   場合は、登録された画像ファイルパスにファイルが存在   しません。   まだ画像を転送していない場合は、画像ファイルパスで   指定したパス上に、FTPで転送(バイナリモード)し、   パーミッションを644にします。   画像を転送したはずなのに「ファイルが存在しません」   の表示になっている場合は、設定した画像ファイルパス   が間違っていますので、一度そのデータを削除してから   登録し直してください。   注)CGIを置くディレクトリがHTMLを置くディレ     クトリと別に用意されているようなサーバでは、画     像ディレクトリをHTMLを置くディレクトリ内に     置くと、パスがうまく働かないことがあります。     画像ファイルはCGIを置くディレクトリか、それ     以下のディレクトリに置くのが良いでしょう。  ・カウントのためのHTMLタグの記述   A:画像の表示数をカウントする場合     画像を設置するHTML内に、下のような書式のタ      グを挿入します。          〜の部分はbcvc.cgiのあるディレクトリまでのパス     に書き換えてください。id=の後ろのIDの部分は、     登録時にID欄に入力したIDに書き換えてくださ     い。     このタグに、widthやheight、borderなどの指     定を追加記述してもかまいません。     また、このタグをタグで囲んでリンクにし     てもしなくてもかまいません。   B:画像のクリック数をカウントする場合     画像を設置するHTML内に、下のような書式のタ      グを挿入します。                    〜の部分はbcvc.cgiのあるディレクトリまでのパス     に書き換えてください。id=の後ろのIDの部分は、     登録時にID欄に入力したIDに書き換えてくださ     い。     このタグに、widthやheight、borderなどの指     定を追加記述してもかまいません。     上記では説明を分かりやすくするため各タグのうし     ろで改行していますが、改行しなくてもかまいませ     ん。  ・各データ毎にカウント数を表示する   全データのカウント数は管理画面で見ることができます   が、各データ毎にカウント数を見る方法もあります。   bcview.html にアクセスし、見たいデータのIDをパス   ワードを入力しますと、カウント数が表示されたページ   にアクセスできます。   これにより、各データと関連しているサイトの人などに、   そのデータだけのカウント数を見せることができます。  ・HTMLを変更する   bcview.htmlとcounter.htmlは変更できます。   bcview.htmlは、 フォーム関連タグの設定に注意してく   ださい。設定が変わるとCGIが動作しなくなることが   あります。   counter.htmlはの部分にカウント数が表示   されますので、適宜お好みに合わせて編集してください。  ・ログの見かた   bcvc.cgiの$logでonを指定した場合、log.dat にカウン   トのログが記録されていきます。   ログを見たい場合は log.datをFTPでダウンロードし   てください。   log.dat の中身は半角カンマで区切られ、左から順に下   のような内容が記録されます。   (カウントチェック番号は、0 の場合にカウントアップ    されており、それ以外の数字の場合はカウントされな    かったことを表します)   記録日   対象ID   リモートIPアドレス   リモートホスト名   CGI呼び出し元URL   カウントチェック番号 *ご注意  BooClickAndViewCounterはフリーソフトウエアですが、寄付  は歓迎いたします。送金したくなった場合、下記アドレスま  でメールしてください。送金先をご連絡させていただきます。  利用などに当たっては「CGIご利用上のルール」(下記U  RL参照)に記載されているすべてのルールが適用されます  ので、同意の上ご利用ください。  ・CGIご利用上のルール  http://www.booboo.ne.jp/contents/cgi/rule/  当プログラムの使用により生じたトラブルもしくはそれに伴  う損害に対し、制作者は一切責任を負いません。 *著作・制作  BooBooClub  E-mail: booboo@booboo.ne.jp  URL: http://www.booboo.ne.jp/  お問い合わせ詳細  http://www.booboo.ne.jp/contents/calendar/index.html *お願い  バグレポート、ご感想、お問い合わせなどありましたら、  上記アドレスまでメールをお願いいたします。 *バージョンアップ履歴 ・Ver1.00  1,管理画面追加  2,不正カウント防止処理追加 ・Ver1.01  1,各データのカウントが表示できない不具合を修正 ・Ver1.02  1,内部処理の一部変更 ・Ver1.03  1,内部処理用タイムゾーン設定の追加 ・Ver1.04  1,出力HTMLの一部変更 ・Ver1.05  1,表示カウントができない不具合を修正